リス一匹 / Intruder

R9_S+NA+NL

リス一匹
アメリカ大陸の最南の州、フロリダ。大きく茂る樫の木、そしてその枝にかかりながら
空気中の湿気を吸って生育しているスパニッシュ苔。長い夏は、高湿度でうだるような暑さ。
あちこちに湿地帯と湖が点在しています。そして水と水の間には海岸のような白い砂。
ここはMicanopyというセミノールインディアンの酋長の名前がついている小さな町です。
丁度日本だと屋久島あたりの緯度と同じでしょうか。
200年くらい前の建物や看板も残り、フロリダ大学の近くでここに居を構えるアーティストたちも……
大きく育った樫の木を見ているだけで幸せな気分になります。
誰も通らない朝、未舗装の白い砂の道を踏みしめながら鳥の声を聴きながら散策していました。
素敵な木々と家並みを撮ろうとカメラを構えていたら、その眼の前にふわっと舞い降りたものが……
リスが一匹。何故このタイミングでここに現れるのか、とても不思議な瞬間。
樫の木のどんぐりを拾って道を横切っていきました。
-ミカノピー, フロリダ州, アメリカ

Intruder
Micanopy, a small town named after a Seminole chief, is located
on the same latitude as Yakushima Island off Kagoshima in Japan.
This town is home to many historic houses.
The giant live oak trees, Spanish moss, and the white sand
make this a striking landscape.
I was just composing my shot when an intruder, a squirrel, dropped into the scene.
It stopped, stood up, looked around, then disappeared up a tree.
-Micanopy, Florida, USA

音楽 : 飛行機雲 / Ms.Junko Yoshiyuki


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中